競争法
選べる市場をつくる。
企業どうしが価格・品質・アイデアを競い、消費者が選択できる状態を保ちます。
- 01 カルテル・談合を防ぐ
- 02 市場からの不当な排除を防ぐ
- 03 取引の公正さを守る
01 MARKET × IDEA
競争法は市場をひらき、知財法は創造の成果を守る。
正反対に見える二つの法体系が、イノベーションの現場で出会います。
+ EXPLORE BY CONTENT
それぞれのテーマを独立したページで読めます。初めてなら「競争法の入口」または「知財法の入口」からどうぞ。
02 THE TWO ENGINES
対立しているようで、どちらも「新しい価値が生まれ続ける環境」を支える仕組みです。
選べる市場をつくる。
企業どうしが価格・品質・アイデアを競い、消費者が選択できる状態を保ちます。
生み出す意欲をつくる。
発明・デザイン・ブランド・表現などに一定の保護を与え、創作と投資を後押しします。
03 WHERE LAWS MEET
四つの場面を切り替えて、競争法と知財法がそれぞれ何を問いかけるのか比べてみましょう。
CASE 01 / PATENT × MARKET ENTRY
製薬会社が長い年月と多くの費用をかけて新薬を開発すると、その発明は特許によって一定期間守られます。関係する特許の期間が終われば、ほかの会社も同じ有効成分を使ったジェネリック医薬品の販売を目指せるようになります。
特許の期間が終わった後まで、契約や取引上の強い立場を使って他社の発売を必要以上に妨げれば、薬の価格競争が起こりにくくなり、患者が安い薬を選ぶ機会も減ってしまいます。
特許の期間中は、新薬を生み出した発明を守り、研究開発に使った費用の回収や次の新薬づくりを支えることが大切です。まず、特許が何を、いつまで守っているのかを確かめます。
POINTどちらか一方を機械的に勝たせるのではなく、権利の目的・市場への影響・必要性・代替手段を重ねて考えます。
04 SIX QUESTIONS
権利の名前を覚えるだけでは見えない、六つの大切な問いがあります。カードを開いて確かめてみましょう。
05 FOUR LENSES
結論より先に、問いの順番を整える。それだけで複雑な問題の輪郭が見えてきます。
発明、表現、デザイン、ブランド。保護対象と権利の範囲を確かめる。
誰と誰が、どの商品・サービスをめぐって競争しているのかを描く。
価格、品質、選択肢、参入、創作意欲にどんな影響が及ぶかを見る。
目的は正当か。その制限は必要か。より競争を妨げない代替策を探す。
06 QUICK CHALLENGE
全5問。条文暗記ではなく、「どの問いから始めるか」を選ぶクイズです。
07 ONE LAST THOUGHT
競争か、保護か。
新しい価値を生み出し、その価値が社会へ広がり、また次の挑戦につながる。その循環をどう設計するかです。
最初から見直す